目標や夢がどんなに大きくても、大事なことは目の前にある「小さなたった1つの行動にこだわれるか」なんだ。

自分がワクワクするような夢や、達成したい目標を設定したとき、そのワクワク度が大きければ大きいほどにそれは、今日、明日、もしくは、1週間後くらいで瞬く間に成し遂げられようなものではないのかもしれません。

実際にその歩みを進めると「達成できないかもしれない・・・」「いつになったら到達できるんだろう・・・」と不安にかられて、焦り、今何をしたら良いか、わからなくなるときもあるでしょう。

そんなとき、ハリウッド俳優 Will Smith(ウィル・スミス)ならこんなアドバイスをしてくれるはずです。

Willは簡潔にこう言います。

This is what I believe and I am willing to die for it…period.

これが(僕が)信じていることで、その為だった進んで命を掛けることだってできる・・・以上。

– Will Smith

シンプルに考えること。

自分は何にワクワクして、何をしたいのか。どうしたいのか。それを軸に「自分はこう思う」ということを強く芯に持つこと。

Willは幼少期にお父さんから壁を作るように言われたそうです。

ただ、作ろうとしている壁があまりの大きさ(長さ)だったので、毎日学校終わりに弟と一緒に少しずつレンガを積むことにしたとのこと。

そのときのことを振り返り、Willはこう言うのです。

I’m gonna lay this brick as perfectly as a brick can be laid. There will not be one brick on the face of the earth that’s gonna be laid better than this brick that I’m gonna lay in this next ten minutes and you do that every single day soon you have a wall.

目の前にある、たった1つのレンガをまずレンガとして可能な限り完璧に積み上げること。この地球上で今からの10分間で自分が積むこのレンガを超えるほどにキレイに積まれているレンガがないといえるほどにやりきるんだ。これを毎日繰り返していけば、いずれ壁が立ち上がる。

– Will Smith

その壁は無事1年半の時を経て、完成。

その壁を見て、お父さんが二人を見ながら一言。

Don’t y’all never tell me that you can’t do something

(いいか、二人とも)どんなことをやるにしても絶対に「できない」なんて、金輪際言うんじゃないよ。

– Will Smith’s father

目の前にあるその壁がこの言葉を何よりもリアルに印象づけたことは言うまでもありません。

いまや世界に名前を轟かせているハリウッドスター Will Smith。そんな彼を見たとき、きっと才能が豊かで瞬く間にスターの座にたどり着いたのだろうと思ってしまいます。

ところが、彼はこう言うのです。

I’m not the best at anything. Eddie Murphy is funnier then I’ll ever be, Denzel is more powerful than I’ll ever be, I think that my strength is I can do everything “WELL”. I can do a little bit of everything and that’s what I concentrate on to be my strength. I’ll never be able to compete with Denzel.

僕はどんなことにおいても一番ではないんだ。エディー・マーフィーは僕がどんなことをしたとしても、僕よりも常に面白いし、デンゼル・ワシントンは僕がどんなことをしたとしても、僕よりも常にパワフルなんだ。思うに、僕の強みは何をするにもそれぞれ「良く」できる、ということなんだ。それぞれ少しずつ全てができること、それに集中することで僕の強みに変えているんだ。デンゼル(・ワシントン)と競うことなんて、そもそも僕がすることではないんだよ。

– Will Smith

目の前のたった「1つ」に集中して、その1つを自分のできる限り完璧を目指して行うこと。

その1つ1つの繰り返しが、彼を誰もが認める大きな壁(存在)へと作り上げてくれたのでしょう。

まずは目の前の小さな1つにこだわる。

それをいつやるかって?

今日も素敵な”よりみち”をありがとうございます!